2024 / 06 / 25
学校制度
専門学校
全国に専門学校はたくさんありますが、認可校と無認可校があることをご存知でしょうか。
専門学校は「高校卒業後に進学する、専門職種のための学習ができる学校」いうイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし全て”専門学校”と呼ぶわけではありません。
ここでは「専門学校」と名乗れる学校と、実は専門学校ではなく「教育施設」だった学校についてお話しいたします。
無認可校と聞くとなんだかあやしく、少しネガティブな印象を受けますが、無認可校とは秘密裏に学校運営を行っているような学校の話ではありません。また無認可校であっても教育内容に問題があるわけではないので、ご安心ください。
「専門学校」である認可校と、専門学校だと思っていたのに無認可校だった「教育施設」との間には一体どんな違いはあるのでしょうか?
認可校とは、所轄庁である都道府県知事の認可を受け、学校基本法の専修学校専門課程の設置基準を満たした専門学校です。学校設置については、授業時間や修業年数、学生数や施設に関することなど細かく条件が設けられています。
一方、無認可校とは、学校基本法の認可を受けていない教育施設です。法的な拘束がないので、自由な教育の実施が可能です。
まず、認可校は学校名から判断できます。「○○○専門学校」、「専門学校○○○」と、学校名に専門学校と付けられるのは認可校のみです。ただし、学校によっては「○○〇アカデミー」や「○○〇学院」など他の名称を使っていることもあります。
都道府県ごとに専修学校各種学校協会や専門学校協会があります。それらの協会に加盟している専門学校は認可校です。ただし、そういった協会に加盟していない認可校もあります。
各都道府県の専門学校協会についてはこちら
学校へ直接問い合わせる、または管轄している都道府県の担当窓口まで問い合わせることで認可校かわかります。
認可校と無認可校の違いについて調べたところ、学生が受けられる特典や優遇の差があることがわかりました。
認可校と無認可校では入学基準や奨学金、称号の扱いまで違うのは驚きでした。ただし、どの学校も講師およびカリキュラム内容は学校ごとに特色があり、認可校・無認可校ともに素晴らしい教育を実施しています。
ビーアライブでは、認可校を中心に全国の主要な専門学校にネットワークを持ち、専門学校に特化した事業を企画・運営しています。
専門学校との共創にご興味のある方、ご検討されている企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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